年をとることは、今や高齢者のための細々とした制度に乗って進む道程になろうとしている。変容する人の在り方を「要介護度」いくつと数字で示すことは、明らかな尊厳の蹂躙である。老年期とは、本来もっと自由で輝かしく、豊かなものではないだろうか。制度が悪いなら、不良になるしかない。『毎日が発見』の読者の皆さんは、是非とも不良老人と呼ばれる曲者であってほしい。謹賀、不良元年!